「どうしたら、うちの子は勉強してくれますか?」・集中して勉強するために
学習塾を経営していますと、こんな質問をよくされます。
「うちの子は勉強しなくて・・・」といった悩みですね。
真面目な子、特に女の子は「しなきゃいけないこと」として
認識していますので、言われればやります。ただ、本人の意思とそぐわない
場合は、嫌になってしまうこともありますが。
男の子、とりわけ反抗期の期間だと大変です。かくいう私がそうでした。
ただ、私は田舎だったこともあり、小中学校の間は勉強に困りませんでした。
中学2年生くらいまでは、塾にも通っていませんでしたし、
家庭ではほとんど勉強時間0分です。
それでも定期テストは常に学年5番以内をとることができました。
それは何も特別なことではありません。
まずは、学校での勉強を濃い時間にすることです。
学校の勉強時間は塾の勉強時間よりもはるかに多いです。
例えば、学校の宿題はその授業時間や休み時間にささっとやってしまう、
国語の討論や要約などの時間は、一生懸命に考えるようにする。
こんなことで、かなり変わってきます。
そういったことで、空いた時間を好きなことに費やせばいいのです。
問題は、
「勉強をちゃんとしたから、空いた時間に好きなことをやれる」
という点です。
これが、逆になってはいけません。好きなことをやってから、勉強する?
いやいや、それは大人でもできない人はいっぱいいます。
短期的なご褒美があるから人は頑張れるのです。
部活で疲れたから、とか、ただなんとなくだらっと過ごしていると、
それが習慣になってしまいます。習慣を変えるのは大変難しいものです。
良いリズムで一日を過ごしたいものですね。