数学・円周角の定理(静岡県公立高校入試問題)
図6において,△ABCはAB=ACの二等辺三角形であり,頂点A,B,Cは円Oの円周上にある。⌒AC上に点Dをとり,点Aを通りBDに平行な直線と円Oとの交点をEとする。BDとCE,CAとの交点をそれぞれF,Gとし,CEとABとの交点をHとする。
このとき,四角形AEFDは平行四辺形であることを証明しなさい。
解きましたか?それでは解答です。
(証明)
AB=ACより,⌒AB=⌒AC
∠AEF=∠ADF (⌒ACの円周角,⌒ABの円周角)…@
EAの延長上に点Iをとる。
∠AEF=∠EFB=∠FDA=∠IAD (AE‖BD)
∠EAD=180°−∠IAD=180°−∠EFB=∠EFD …A
@,Aより,2組の対角がそれぞれ等しいので,四角形AEFDは平行四辺形である。