5分で分かる!円周角の定理の問題と解説特集


数学・円周角の定理(静岡県公立高校入試問題)

図6において,△ABCはAB=ACの二等辺三角形であり,頂点A,B,Cは円Oの円周上にある。⌒AC上に点Dをとり,点Aを通りBDに平行な直線と円Oとの交点をEとする。BDとCE,CAとの交点をそれぞれF,Gとし,CEとABとの交点をHとする。

 

このとき,四角形AEFDは平行四辺形であることを証明しなさい。
数学・円周角の定理(静岡県公立高校入試問題)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解きましたか?それでは解答です。

 

(証明)
AB=ACより,⌒AB=⌒AC
∠AEF=∠ADF (⌒ACの円周角,⌒ABの円周角)…@
EAの延長上に点Iをとる。
∠AEF=∠EFB=∠FDA=∠IAD (AE‖BD)
∠EAD=180°−∠IAD=180°−∠EFB=∠EFD …A

 

@,Aより,2組の対角がそれぞれ等しいので,四角形AEFDは平行四辺形である。




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