5分で分かる!円周角の定理の問題と解説特集


数学・円周角の定理(東海高校入試問題)

図のように,円周上に⌒AB=⌒BC=⌒CD=⌒DEとなる
点A,B,C,D,Eがある。線分ACと線分BE,線分BDとの交点をそれぞれP,Qとする。このとき,

 

(1) ∠APE:∠AQD=3:5ならば,∠ABC= (     ク     )  °である。
数学・円周角の定理(東海高校入試問題)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解きましたか?それでは解答です。

 

ク・・・ ∠APE=3x,∠AQD=5xとする。∠APE=3xだから,∠BPQ=3x …@
∠AQDは△BPQの外角だから∠PBQ=∠AQD−∠BPQ=5x−3x=2x
⌒AB=⌒BC=⌒CD=⌒EDであるから∠BCA=∠BAC=∠CBQ=∠PBQ=2x …A
∠BPQは△ABPの外角だから,@,Aより,∠ABP=∠BPQ−∠BAC=x …B

 

A,Bより,∠ABC=∠CBQ+∠PBQ+∠ABP=2x+2x+x=5x
△ABCについて ∠ABC+∠BCA+∠BAC=5x+2x+2x=9x=180° x=20°

 

したがって,∠ABC=5x=5×20°=100°




このエントリーをはてなブックマークに追加