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理科・生物(北海道高校入試)

次の文を読み,問いに答えなさい。
家の近くの草地に出かけ,そこにすむ生物のようすを観察した。この草地にはバッタが数多く生活していて,草地に生える植物の葉を食べていた。また,この草地の中の湿った場所には,カエルが見られた。教科書や図鑑で調べてみると,カエルはバッタなどを食べることがわかった。これらの観察などから,植物,バッタ,カエルの間には食物連鎖が成り立っていることがわかった。
さらに,授業では,ある地域での植物,草食動物,肉食動物の数量関係は,一般に図のようなピラミッドの形に表すことができることを学習した。
問1 この草地で観察した植物,バッタ,カエルは,図のピラミッドのどこに当てはまりますか,それぞれA〜Cの記号で答えなさい。
理科・生物(北海道高校入試)
問2 図で,AとCの生物の数量が変わらず,Bの生物の数量だけが何かの原因で増えたとすると,これに引き続いてAとCの生物の数量は,それまでの数量と比べてそれぞれどのように変化すると考えられますか,書きなさい。
問3 生物の体をつくっている有機物は,生物が死ぬとやがて菌類や細菌類などの分解者のはたらきによって無機物に変わっていきます。観察した植物,バッタ,カエルのうち,この無機物を利用して有機物をつくることができるのはどれですか,ア〜エから選びなさい。
ア 植物だけである。     イ バッタだけである。
ウ カエルだけである。    エ 植物とバッタとカエルである。

 

 

 

 

 

 
















 

 

解けましたか?それでは解答です。
問1 植物 C  バッタ B  カエル A
問2 Aの数量は増え,Cの数量は減る。
問3 ア

 

問2 Bの生物が増えるとそれをえさとしているAの数量は増える。これに対して,BのえさとなっているCの数量は減る。
問3 植物は水や二酸化炭素などの無機物からデンプンなどの有機物をつくることができる。植物のこのようなはたらきを光合成といい,植物のみが行うことができる。



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