千葉大学入試問題・期待値を使った問題集
4枚のカードの表に1、2、3、4の数をそれぞれ1つずつ書く。
この4枚のカードをよく混ぜ、裏返しに重ねて、上から1、2、3、4の数を書く。
表と裏に書かれた数が一致するカードの枚数の期待値を求めよ。
・解説
4枚のカードの裏に数字を書く方法は4!=24通り。
そのうち、k枚のカードで表と裏の一致する場合の数をとおくと、
(T)k=1のとき、
一致するカードの選び方は4通り。他のカードは表と裏の数が
一致しないので、数字の書き方は2通り。
よって、4×2=8通り。
(U)k=2のとき、
一致するカードの選び方は、通り。
他の2枚の数字の書き方は1通り。
よって、6×1=6通り。
(V)k=3のとき、0通り。
(W)k=4のとき、1通り。
よって、求める期待値は