5分で分かる!三平方の定理の解き方特集


宮城県公立高校入試問題・三平方の定理問題集

1辺の長さが2cmの正方形ABCDがあります。図Tのように,辺BCの中点をMとし,点Aを中心とする半径2cm,中心角90°のおうぎ形ABDの弧 ⌒BDと線分DMとの交点をPとします。そして,点Bと点D,点Bと点Pを結びます。

 

あとの1〜4の問いに答えなさい。

 

宮城県公立高校入試問題・三平方の定理問題集

 

1 △DBMの面積を求めなさい。
2 線分DMの長さを求めなさい。
3 △DBMと相似な三角形を答えなさい。また,△DBMとその三角形が相似であることを証明しなさい。
4 線分PMの長さを求めなさい。

 

 

 

 

 

 

 









 

 

 

 

解けましたか?それでは解答です。
1. △DBM=0.5×BM×DC÷2=1(cm2
2. DM2=MC2+CD2=12+22,より DM=√5(cm)
3. △DBM∽△BPM
(証明)△DBMと△BPMにおいて
共通な角だから ∠BMD=∠PMB……@
辺BCは,点Aを中心,ABを半径とする円の接線である。
接線と弦のつくる角の定理より ∠BDM=∠PBM……A
@,Aより 2組の角がそれぞれ等しいから △DBM∽△BPM
4. 3.より,△DBM∽△BPM だから,BM:PM=DM:BM,1:PM=√5:1,
√5PM=1,
PM=√5/5(cm)

 



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