損益算の問題 1
・問題
AとBの2種類の品物を買うため、花子さんは買い物に出かけました。
ところが、この日は特売日であったため、
Aは定価の1割5分引き、Bは定価の1割2分引きで
買うことができました。
調べてみると、支払った金額の合計は69440円で平均すると、
1割3分2厘引きになっています。
このとき、Aの定価は( )円で
Bの定価は( )円です。
・解説
割引しなかった時の割合を1とおくと、
69440円が1−0.132=0.868にあたるので、
割引しなかった時の金額は、69440÷0.868=80000円。
割引した時の金額は80000−69440=10560円とわかる。
仮にAが80000円とすると、Aは1割5分引きなので
80000×0.15=12000となり、10560円より、
12000−10560=1440円の差が出る。
AとBは1円の差が出るごとに、0.15−0.12=0.03円の
差が出るのだから、Bの定価は
1440÷0.03=48000円。
よって、Aの定価は80000−48000=32000円。
答え A32000円 B48000円