5分で分かる!連立方程式の解き方特集


石川県公立入試問題・連立方程式の文章題

ある中学校の昨年の全校生徒数は,男女あわせて290人だった。今年は,男子が5%増え,女子が2%減り,全体で昨年より4人増えた。
今年の男子,女子の人数を求めるために,太郎さんと陽子さんはそれぞれ次のような方程式を立てた。

[太郎さんが立てた方程式]


昨年の男子の人数をx人とすると,
1.05 x+ (          )  =294

  [陽子さんが立てた方程式]


昨年の男子,女子の人数をそれぞれ

x人,y人とすると,


x y = 290
0.05 x − 0.02 y =4

このとき,次の(1),(2)に答えなさい。
(1) 太郎さんが立てた方程式 の(      )は,xを用いた式があてはまる。その式を書きなさい。

 

(2) 陽子さんが立てた方程式を解いて,今年の男子,女子の人数をそれぞれ求めなさい。なお,途中の計算も書くこと。

 

 










 

 

さて、解きましたか?それでは、解答です。
(1) 女子の今年の人数は,昨年の女子の人数の(290−x)人より,
  2%減った98%だから,0.98(290−x)
(2)  xy=290・・・@,0.05 x−0.02y=4・・・A,
  @×2+A×100より,7 x=980,x=140,
  @より,y=290−140=150,今年の人数を求めると,
  男子 147人,女子 147人

 

 

 



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